最少催行人員2名の海外パックツアー

海外パックツアーパンフレットで、最少催行人員という言葉をよく目にします。

これだけの人数が集まらないと採算がとれないので、ツアーは実施しないというモノです。

しかし我々消費者は、貴重な休暇を使っての海外旅行なので、ツアーが催行されなかったら困ります。

そこで規定人数に達しているかどうかを旅行代理店に問い合わせます。

もしここで、歯切れの悪い返事が返ってくると注意が必要です。なぜなら旅行代理店は、集客数がゼロであるなどと正直に答えないからです。

大抵の場合、現在6名様程の予約があり今後順調に申し込みが増えると催行される可能性が高い、といった内容の返答をします。

このようにして、旅行代理店は地道に数を稼いでいるのです。

近年は特に消費者からの申し込みが出発間際になっているので、微妙な心理戦が旅行代理店と消費者の間で交わされていることになります。


ちなみに最少催行人員に達しなかった場合の業法上ルールは、旅行前日から起算して遡って23日ピーク時は33日に当たる日より以前に旅行代理店から客へ催行中止の連絡をする事です。

つまり、旅行代理店の都合で出発1ケ月前を切ってからでもツアーが中止になることも有り得るのです。

ですから、歯切れの悪い返事が返ってきた時には、別のツアーを並行して当たってみるのもいいでしょう。

 

ただ、ここで気をつけなければならない海外パックツアーもあります。

それは、最少催行人員を偽っているツアーです。例えば、低価格でありながら10名催行といったツアーです。

消費者に出発しやすいという安心感を与え、集客数を増やそうとするイチかバチかの賭けツアーなのです。

そのため、採算がとれるのが30名以上だとすると、たとえ20名程集まっていたとしても催行中止になります。

客は何名集まっているかを知る術がないので、旅行代理店は人数不足だと偽れるわけです。

そして出発前後の日に振り替えて、人数をまとめ上げている場合もあるのです。

 

その点、2名催行ツアーは不安を抱かずに安心して申し込めます。二人で申し込むと必ず実施してくれるからです。

また中には、1名催行ツアーというモノもあります。

しかし対応は現地係員のみだったり、移動は混載バスで別ツアーの客と一緒になることも多いようです。

2名催行ツアーは、リゾート滞在型ツアーでは当たり前になっているので、利用するといいでしょう。

         
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